金融資産2億円あったら資産運用のみで完全リタイアは可能?50歳〜60歳でFIREするための投資ポートフォリオのを紹介!

資産運用法

金融資産2億円あったら資産運用のみで完全リタイアは可能?50歳〜60歳でFIREするための投資ポートフォリオのを紹介!

最近では「FIREムーブメント」の流行もあり、資産運用の重要性が多くの人にも伝わってきているように思います。

FIREとは米国発祥の言葉で、Financial Independence, Retire Earlyの頭文字をとったものです。

経済的独立と早期退職を目標とするライフスタイルを啓蒙するムーブメントです。

 

今回は2億円の金融資産がある人は、リタイア可能なのかどうかを考えていきたいと思います。

実際、筆者は30代半ばで資産1億円を達成していますが、最低でもリタイアにむけて2億円、できれば3億円を目指しています。(この点については本稿で説明します。)

 

今回は、2億円はそもそもリタイアは可能なのか?

更に資産を増やしていくにはどのようなポートフォリオを組むべきかについて書いていきます。

 

金融資産2億円を保有している世帯の割合とは?

2億円とはとても大きな金額ですが、日本にはどれくらいその資産規模を保有する人は存在するのでしょうか。

 

純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数

参照:野村総研

 

ここでは1億円以上の富裕層世帯に該当します。合計5413万世帯の中で1億円以上の資産を保有している世帯は1484万世帯となります。

全世帯のトップ2.7%です。今回取り上げる2億円という資産を保有している世帯の比率は2%未満であることが想定されます。

予想以上に多いなという印象はあります。

 

2億円規模で金融資産があれば、リタイアは可能ではないかと思うのが普通でしょう。

しかし、現在はデフレ下だった日本とは打って変わって、インフレ体質に世界が変わろうとしています。

実際に2億円で、リタイアできるのかという点については以下で検証していきます。

 

資産2億円あったらリタイアは可能か?

リタイアには種類があります。

 

リタイアの種類

  • 完全リタイア
  • セミリタイア
  • ミニリタイア

 

完全リタイアは資産運用のみで生活が可能な状況。

セミリタイアは、本格的な仕事は必要とせず、少し働きながら資産運用の収入をあてにしてリタイア生活をすることを指します。

ミニリタイアは1年の半分を働き、半分を休暇でバカンスで楽しむような生活です。

 

完全リタイアができれば、他のリタイアも当然可能です。

結論を述べると、資産が2億円あれば一般的にはぎりぎりですがリタイア可能です。

 

根拠としては、最低3%程度の資産運用リターンで生活費を賄えればリタイアできるとされているからです。

2億円の3%リターンは600万円、税後で480万円です。月々の生活費を480/12ヶ月=40万円で賄えれば良いのです。

以下は総務省が出している一般的な二人以上世帯の支出平均です。

 

二人以上の世帯のうち勤労者世帯の家計収支

 

項目 金額
食料 78,605
住居 19,806
水道・光熱 21,353
家具・家事用品 12,688
被服費 10,522
保険医療 12,998
交通・通信 49,515
教育 19,187
教養娯楽 27,543
その他消費支出 57,252
税金 26,000
月額合計 320,627
年間合計 約385万円

 

消費支出は309,469円となります。働かない場合の税金や保険料つまり非消費支出は約26,000円ですので合計33万5000円となります。

年間の資産運用リターンが480万円つまり月々40万円の資本収入があればリタイアが可能な水準ではあります。

 

もちろんこれは一般的な二人以上世帯の平均支出ですので、その他の支出項目をうまくやりくりしても構いません。

しかし、だいぶカツカツですよね。というより上記の住居費を算出すると19,806円となります。

既に家のローンを払い終えてる前提でしょうか?教育費も19,187円となりますが、子供の教育費が2万円以内で収まるわけがありません。

次の項目で現実的な値に落とし込んでいきたいと思います。

 

資産運用だけで現役世代がゆとりあるリタイア生活を行うには金融資産3億円が必要!?

資産2億円で完全リタイアは、うまくやりくりすれば可能だと述べました。しかし、これは住居費が非常に安い地域であり、さらに限界まで節制した場合の話です。

金融資産2億円を形成した方の生活水準では考えられないレベルです。

 

もう少しゆとりのある、趣味や文化に浸る海外旅行などもできるような生活を目指したいものです。

2億円あるのに余裕のない生活というのはよくわからないですよね。

先ほどの表で無理のある部分を直したものが以下となります。特に住居が19,806円というのは非現実的ですからね。

 

総務省が発表している消費支出を現実的な数値に調整

項目 総務省発表 調整値
食料 78,605 100,000
住居 19,806 150,000
水道・光熱 21,353 21,353
家具・家事用品 12,688 12,688
被服費 10,522 10,522
保険医療 12,998 12,998
交通・通信 49,515 49,515
教育 19,187 120,000
教養娯楽 27,543 27,543
その他消費支出 57,252 100,000
税金 26,000 26,000
月額合計 309,469(31万円)
630,619(63万円)
年間合計 3,713,628(371万円)
7,567,428(756万円)

 

ゆとりある、充実した人生を送るためには月間63万円が必要となります。年間に直すと760万円ですね。

ここでも年率3%程度で考え、必要な資産額を考えてみましょう。

 

月間63万円つまり年間756万円程度を税後で賄うことを考えましょう。3%運用で賄うとしたら約3億2000万円が必要です。

本当のリタイアは3億円以上になるということです。2億円でリタイアしようと思うなら子供が巣立ってからの方がよいでしょう。

 

 

40代では厳しい?50代で2億円の資産があればリタイアは可能?

上記はあくまで元本を減らさずにリタイアできるのか?

という観点でお伝えしてきました。では取り崩しまで加味するとどうなるでしょうか?

 

50代で子供が巣立った夫婦がリタイアした場合を考えましょう。さきほどの金額をローンはまだ払い終えていないでしょう。

供が巣立った前提に調整したものが以下となります。

子供が巣立った夫婦の消費支出

項目 金額
食料 70,000
住居 150,000
水道・光熱 21,353
家具・家事用品 12,688
被服費 10,522
保険医療 12,998
交通・通信 49,515
教育 0
教養娯楽 27,543
その他消費支出 80,000
税金 26,000
月額合計 460,619.0
年間合計 5,527,428.0
(約550万円)

 

年金が貰える65歳までは年間550万円の家計支出が発生します。50歳で子供が巣立つと仮定すると15年間で約8250万円の費用を支払うこととなります。

すると2億円から8250万円を支払い1億1750万円が残ります。(実際には得られる配当金もあるので更に多くの金額が残ります)

では65歳以上に発生する費用を算定してみましょう。以下は平均的に発生する65歳以上の高齢無職夫婦の家計収支です。

65歳以上の夫婦のみの老後無職に必要な年間支出

 

同様に豊かな老後を送る前提で修正したものが以下となります。

既にローンを支払い終えているのであれば住居は以下のままで問題ありません。固定資産税ですね。

 

総務省発表の老後の生活費を現実的な値に調整

項目 金額
食料 65,760→70,000
住居 16,608
水道・光熱 19,526
家具・家事用品 10,324
被服費 4,938
保険医療 16,159
交通・通信 25,137
教養 19,301→50,000
その他消費支出 46,458→100,000
税金等 30,664
月額合計 323,830
(-)年金受け取り 216,519
年間差し引き合計(月間) 107,311
年間差し引き合計(年間) 1,287,732
(約130万円)

 

年間の不足分130万円で65歳から100歳までの35年間いきるとすると、必要経費は4550万円となります。

1億1750万円の資産が65歳時点で残っていればリタイアは十分可能ということになります。

 

上記はあくまで厚生年金で生活する場合を考えています。

仮に自営業で夫婦が二人とも国民年金で生活する場合も考えてみましょう。

 

・国民年金

国民年金のみの「平均支給月額は約5万5,000円」です。納付期間40年間、満額で支払い続けると、「満額支給月額は約6万5,000円」になります。

参考:厚生労働省「平成30年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」

 

夫婦二人で月額13万円となります。厚生年金世帯の場合との差額は月額8万6000円、年間103万円の負担増になります。

35年間だと3600万円の負担増となります。

すると65歳以降の必要経費は8150万円となりますので、50歳時点で2億円の資産があればリタイアすることは十分可能となります。

 

インフレには気をつけよう!

50歳時点で資産2億円あり、年金を貰う前提であれば資産を取り崩しながら完全リタイアができることがわかりました。

しかし、資産を取り崩す前提の場合は多くの人は「現金」で預金口座に置いておくと思います。

 

この場合、現金の価値が希薄化する可能性があることもしっかり理解しておきましょう。インフレを考慮するということです。

インフレ率は物価上昇という意味で覚えている人も多いと思いますが、その本質は通貨価値の減価です。

 

現金の価値が下がってしまうと、先ほど計算した余生の計画は崩れてしまいます。

2億円で1%現金の価値が減価するだけで、200万円目減りするということです。

 

2020年の日本のインフレ率は▲0.1%でした。

しかし、日本はまだ緩和を続けているにも関わらず欧米の高止まりするインフレを背景に、輸入物価起点のインフレが2022年以降起きています。

そして2023年以降、遂にバブル期と同じ4%のインフレが発生しています。現在進行形で現金の価値が落ちているということです。

 

日本のインフレ率の推移

 

今、海外の強烈なインフレの影響で食料品、エネルギー関連を中心に強烈なインフレを被っています。

今後も平時であれば2%-3%のインフレの影響を受けると考えた方がよいでしょう。

保守的に2%のインフレが発生しつづけた場合、資産2億円の価値は以下のように逓減していきます。

 

2億円の価値はインフレの影響で減少していく

インフレ率2%で価値逓減
現在 20,000
1年後 19,600
2年後 19,208
3年後 18,824
4年後 18,447
5年後 18,078
6年後 17,717
7年後 17,363
8年後 17,015
9年後 16,675
10年後 16,341
11年後 16,015
12年後 15,694
13年後 15,380
14年後 15,073
15年後 14,771
16年後 14,476
17年後 14,186
18年後 13,903
19年後 13,625
20年後 13,352
21年後 13,085
22年後 12,823
23年後 12,567
24年後 12,316
25年後 12,069
26年後 11,828
27年後 11,591
28年後 11,360
29年後 11,132
30年後 10,910
31年後 10,691
32年後 10,478
33年後 10,268
34年後 10,063
35年後 9,861
36年後 9,664
37年後 9,471
38年後 9,282
39年後 9,096
40年後 8,914

 

インフレから2億円を守るためにも、資産に投資をしてリスクを押さえておきましょう。株式、債券、ヘッジファンドとはなどに資産を割り当てるのが欧米では通常です。

そして、インフレヘッジは早く行うに越したことはありません。

日本は金融教育が疎かになり、バブル崩壊以降デフレスパイラルに陥っていたので預金の価値が目減りするという状況に対応できていません。

 

インフレを加味して精神的余裕をもった資産3億円を目指す人に向けた投資ポートフォリオとは?

資産2億円までせっかくきたのだから、さらに資産を高め3億円を目指そうという人もいるでしょう。

そのような場合、安定的に資産を守りながら着実に増やしていく方法を取るべきです。私であれば、以下でポートフォリオを組みます。

 

資産クラス 銘柄名 金額
ヘッジファンド ヘッジファンド 50%
全世界株 eMAXIS Slim 全世界株式 0〜20%
外貨建てMMF 30%〜50%

 

ヘッジファンド

上記で筆者がヘッジファンドを最大ポーションとしているのは、米国一流大学のイェール大学のポートフォリオを参考にしています。

 

Yale大学

Yale大学

 

イェール大学基金の運用は過去20年間の平均リターンは10%を超えています。超一流の運用ですよね。

資産規模が大きければ、10%という数字は非常に迫力のある数字です。2億円でしたら2000万円のリターンが見込めるということですから。

 

The university’s longer-term results remain in the top tier of institutional investors. Yale’s endowment returned 10.9% per annum over the 10 years ending June 30, 2020

<<中略>>

Yale’s endowment returned 9.9% per annum over the 20 years ending June 30, 2020, exceeding broad market results for domestic stocks, which returned 6.2% annually, and for domestic bonds, which returned 5.1% annually.

参照:Yale Endowment

 

年度 リターン
2011年 21.9%
2012年 4.7%
2013年 12.5%
2014年 20.2%
2015年 11.5%
2016年 3.4%
2017年 11.3%
2018年 12.3%
2019年 5.7%
2020年 6.8%

 

4年間のポートフォリオ構成は以下の通りとなっています。衝撃的なことに本国である米国の上場株にはたった2%足らずしか投資をしていません。

その代わり、ヘッジファンド 、PEファンド、商品、不動産といった所謂オルタナティブ投資を合計75%程度保有しています。

2021年 2020年 2019年
ヘッジファンド 23.5% 23.2% 26.1%
米国株 2.25% 2.7% 3.5%
米国以外の株 11.75% 13.7% 15.3%
PEファンド 17.5% 15.9% 14.1%
商品(金等) 4.5% 4.9% 7.0%
不動産 9.5% 10.1% 10.3%
ベンチャー
キャピタル
23.5% 21.1% 19.0%
現金と債券 7.5% 8.4% 4.7%

 

これらのオルタナティブ投資は株式や債券とは異なる動きをするのでポートフォリオの安定性を高める投資対象として注目を集めています。

株式市場の暴落局面では結局、どの銘柄に投資をしていたとしても少なからず被弾してしまいますからね。

下落相場でもしっかりとリターンを狙える投資対象を組み入れることが世界標準にポートフォリオマネジメントになってきているのです。

損失を抑えて複利効果を狙うということです。時間を味方につけて堅実な運用をすれば、実は誰でも資産を増大させることができるのです。ただ、欲望に負けてハイリターンの投資などに手をつける人が多く、実は堅実な運用とは難しいのかもしれません。

損失を抑えた複利運用のインパクト

 

PEファンドやベンチャーキャピタルは未上場の企業に投資をするスタイルで基本的に個人には提供されていません。

日本にもジャフコという上場しているベンチャーキャピタル銘柄はあるのですが成績は散々なものとなっています。

 

ヘッジファンドは下落相場でも積極的にリターンを狙う、絶対収益型のファンドです。

機関投資家や超富裕層に重用されて2023年時点での投資残高は5兆ドル(約750兆円)という規模になっています。

 

世界のヘッジファンドの運用残高

 

 

欧米では盛んな投資先ではありますが、日本国内ではそこまで多くのヘッジファンドは存在しません。

しかし、有望なヘッジファンドは存在します。

 

以下はヘッジファンドの過去の実績ですが、S&P500や日経平均を上回る成績を圧倒的に低いリスクで残しています。

基本的に、下落相場でも積極的にリターンを狙っていく、または相場に応じて素早く攻守(ポートフォリオ)を入れ替えていきます。

 

インデックスが大暴落する中でも下落幅を小さく、そして上昇相場ではインデックスを上回る成績を残してきています。

市場環境に影響をうけず高いリターンを叩きだすヘッジファンド

 

海外のヘッジファンドへの投資は最低出資額が非常に大きいことや、クロスボーダー取引となるため取引が煩雑、且つ言語の違いからトラブルを招きやすいです。

しかし、日本国内にも投資ができるヘッジファンドがあり筆者も暴落を回避しながら年率20%を期待できるオリエントマネジメントに投資をしています。

オリエントマネジメント オリエントマネジメントの概要

 

オリエントマネジメントの詳細ページ

 

 

全世界株式(eMaxisSlim)

全世界の成長に劣後しないよう、ポートフォリオに全世界株を組み入れます。

長期のチャートを見るとヘッジファンドにリターンは劣後しますが、安全資産としての位置付けとして保有しておけば良いでしょう。

市場環境に影響をうけず高いリターンを叩きだすヘッジファンド

 

ただ、正直資産を失うのが怖い方は組み入れなくてもよいかと思います。

特に2022年以降のインフレが継続して起こり続けてる局面では各中央銀行が金融引き締めを行なっていくので株価は下落の一途をたどります。

現在、全世界株式の65%は米国株で占められています。

 

米国株は現在と同じインフレが発生した1970年代はリターンはほぼありませんでした。

その間インフレが発生して現金の価値は大幅に毀損したので、実質リターンは大きくマイナスでした。更に一時的に半値近くになる局面もありました。

1970年代のSP500指数の推移

1970年代のSP500指数の推移

 

あえて今投資せず、次の現金のポーションを50%として待機するというのも一つの手です。ヘッジファンドへの運用を増やすのもありでしょう。

 

外貨建てMMF

当然、生活するのに持ち出しは必要ですし、保有している2億円を全て投資するのは抵抗がある方が多いかと思います。

また、現金を保有しておくことは株価が暴落して安くなりバーゲンセール状態となった時に買い漁る資金をとっておくという役割もあります。

 

ただ、現金として保有していると何も金利をもらえませんし、この時代に円資産100%も相当リスクがあります。

そこで現金の待機場所としておすすめするのが外貨建MMFです。

 

外貨建てMMFとは、外貨で運用される投資信託のひとつで、MMFは「Money Market Fund」の略です。主に米ドル建ての商品があります。格付が高い、短期の国債や地方債、社債などで運用されるため、比較的安全性が高く、その通貨の金利水準が運用成績に反映されると考えられます。

参照:日興証券

 

大手ネット証券では以下のような外貨建MMFが販売されています。

現在の高金利を反映して5%近い利息を獲得しながら、いざとなった時の待機資金として眠らせておくのがよいでしょう。

 

楽天証券で購入できるMMF

(関連) 買い時?外貨建てMMFでの長期運用はおすすめしない!デメリットやリスクを徹底解説!

 

まとめ

今回は2億円あったらリタイアは可能なのか。

可能だとして、気をつけるべき点。また3億円を目指す人におすすめのポートフォリオについて解説してきました。

安定したパフォーマンスの獲得が狙えるオルタナティブ資産に投資を行い精神的余裕を持った資産運用を実践していきましょう!

終わりに:下落を回避して安定的に高い利回りで資産形成する方法

 

 

「資産を他の人よりも大きく増やすためには?」

一部の人は、上場小型ベンチャー株に全力投資し、株価の急騰を狙ったり、信用取引でレバレッジをかけることを考えるかもしれません。

あるいは、仮想通貨の草コインに投資して、一発逆転を夢見ることもあるでしょう。しかし、こうしたアプローチでは一生資産を増やすことはできません。

 

むしろ、大きな損失を被るリスクが高いのです。短期的な大儲けを狙うことは、同時に大きな損失を招く可能性があり、それは投資というよりもギャンブルに近いものです。

資産運用において最も重要なのは、「小さなリターンでも確実にプラスを積み重ねる」ことです。時間をかけて複利の力を活かすことが、安定した資産増加の鍵となります。

世界一の投資家と称されるウォーレン・バフェット氏も、以下の2つのルールを最も重要としています。

 

ルール1. 絶対にお金を損しないこと。

ルール2. 絶対にルール1を忘れないこと。

 

「損をしない」「プラスリターンを確実に積み重ねる」という考え方が、資産運用の基本です。「クラシック」かつ「質実剛健」な資産運用を心掛けましょう。

私も長年にわたり資産運用を続けてきましたが、この哲学に基づいた投資を実践するようになってから、資産の増加スピードは驚くべきものとなりました。

このアプローチを採用しているファンドをいくつかまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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