BMキャピタルの会社概要や社長の森山武利氏のプロフィールを紐解く!

ヘッジファンド

BMキャピタルの会社概要や社長の森山武利氏のプロフィールを紐解く!

私は自身のポートフォリオの核としてヘッジファンドを活用しています。

その中でも長期的に安全に資産を構築してくれるBMキャピタルをポートフォリオの主軸に添えています。

 

今回は筆者が投資しているBMキャピタルというヘッジファンドがどのような会社によって運営されているのか?

社長はどのような方なのか?

 

という点を中心にしてお伝えしていきたいと思います。

 

BMキャピタルの概要、オフィスは六本木

BMキャピタルの代表は森山武利氏が務めています。ファンドマネジャーとはまた別で、会社運営の代表、社長が森山氏となります。

国内ヘッジファンドとしては老舗となる、BMキャピタルの概要は以下です。

 

会社名 BMキャピタル合同会社(BM CAPITAL LLC )
住所 〒106-0032 東京都港区六本木7-18-1
代表社長 森山武利
事業目的 1、金融商品取引法に基づく有価証券及びデリバティブ取引
2、各種事業への投資
3、有価証券の自己募集
4、経営コンサルティング業務
5、前各号に附帯する一切の業務

 

合同会社という形態で運用している意味と、出資スキームが問題ないのかという点については以下の2記事でお伝えしています。

ポンジスキーム?BMキャピタルの運用スキームは怪しい?解散済み?詐欺の可能性の検証を含めて徹底解説!

 

オフィスは六本木となっています。

今の時代、大きなオフィスは不要でリモートワークが欧米を中心にシフトしていますが、BMキャピタルもそのような方針を取っているように見受けられますね。

 

BMキャピタルのオフィス

 

ファンド運営メンバーは顧客対応がメインです。ファンドマネジャーは海外オフィスで運用をしていますからね。

そもそも富裕層がメインで運用している私募ファンドなので、オフィスの優先順位は低いのでしょう。

 

そもそも運用というのは才覚ある天才が一人で決断を行なった方が良い成績がでます。

合議の末に行った妥協の産物のような投資は失敗する可能性が高いのです。

人気漫画インベスターZでも同様のことが述べられていますね。

投資は大勢の人間が集まってやったら絶対に失敗する

 

また、登記上のオフィスが賃貸マンションでも資金が集まってくるのは、実績が背景となっていると思います。

ピカピカのオフィスでも実績を出してない企業、古いオフィスでも実績を出し続けている企業であれば後者が選ばれるのが通常です。

 

というか米国のIPO銘柄を見ればわかると思うのですが、オフィスが古く、それでも異次元の収益をあげている企業ばかりですよね。

米国の著名投資家のピーターリンチも指摘するように、オフィスが豪勢な会社は見栄ばかりが伴い本質が伴っていない可能性が高いです。

外見でごまかそうとしている証拠ですからね。

 

BMキャピタルの代表であり社長は森山武利氏、経歴は?

BMキャピタルの代表は森山武利氏(もりやまたけとし)です。

森山氏の経歴は以下の通りとなります。

  • 本田技研
  • 日本ユニコム
  • BMキャピタル

 

本田技研はあの本田です。

ホンダ

 

最初は金融畑ではなかったようですが、森山氏が新卒で会社に入社する時代の本田技研はとても優秀な学生しか入社できない時代だったはずです。(今も当然難関ですが)

そして日本ユニコムに転職し社内コンシェルジェ・サービス室にて勤務した経験があるようです。

ブル森山というニックネームでユーストリーム番組の中で相場解説をしていた過去があります。

森山武利氏

森山武利氏

 

やはり、ファンドの代表ですから相場への知見は人並みはずれたものがあると想像します。

日本ユニコムは今は日産証券となっています。以下が日産証券の年表です。

 

昭和23年01月 「日山証券(株)」設立
昭和24年05月 東京証券取引所に正会員登録
昭和25年12月 「日本産業証券(株)」に商号変更
昭和40年05月 「日産証券(株)」に商号変更
昭和63年09月 大阪証券取引所正会員登録
平成18年06月 センチュリー証券の営業の一部を統合
「日産センチュリー証券(株)」に商号変更
平成23年01月 日本ユニコム(株)より商品先物取引オンライントレード部門及び付随する業務を承継
東京工業品取引所、東京穀物商品取引所の取引参加者資格取得
商品先物取引法に基づく商品先物取引業の許可
平成24年04月 トレイダーズ証券(株)より日経225先物取引事業を承継
平成24年08月 エイチ・エス・フューチャーズ(株)より商品先物取引オンライントレード事業(海外先物取引を除く)を承継
平成26年07月 東京金融取引所の為替証拠金取引及び株価指数証拠金取引に係る取引資格並びに清算資格を取得
平成28年02月 「日産証券(株)」に商号変更
日本ユニコム(株)より商品先物取引対面部門及び付随する業務を承継
平成30年06月 資本業務提携により、岡藤ホールディングス(株)〔8705 東証JQS〕の筆頭株主になる(18.24%)
平成31年03月 台湾現地法人日産管理顧問股份有限公司(NISSAN MANAGEMENT CONSULTING.,LTD)を設立
平成31年03月 岡藤商事㈱より商品先物取引オンライントレードの顧客移管(トランスファー)
令和元年11月 日産証券システムソリューションズ株式会社を設立
令和2年7月 第一商品㈱より商品先物取引業の一部(東京商品取引所エネルギー市場及び大阪堂島商品取引所での取扱商品を除く商品先物取引業)を承継
令和2年10月 岡藤ホールディングス㈱と経営統合し、「岡藤日産証券ホールディングス株式会社〔8705 東証JQS〕」(岡藤ホールディングス㈱が商号変更)の子会社となる。
令和2年12月 岡藤商事㈱より法人事業(商品関連市場デリバティブ取引、商品先物取引)の一部を承継
令和3年3月 フジフューチャーズ㈱より金融商品取引業及び商品先物取引業(商品関連市場デリバティブ取引、商品先物取引)の一部を承継
令和3年9月 三京証券㈱より金融商品取引業(くりっく365、くりっく株365)の一部を承継
令和3年9月 岡藤商事㈱より金融商品取引業(商品関連市場デリバティブ取引)の一部及び貴金属地金販売業、並びにそれに付帯する事業を承継

 

森山氏が直に出資者と面談することもあるようです。私自身は他の担当者でしたが、非常に誠実な対応でした。

エリートならではの対応を感じました。

 

BM CAPITALのファンドマネジャーは誰か?

BMキャピタルのファンドマネジャーは海外で運用を行っています。出資者が実際に会える機会はほぼないかと思います。

経歴は東京大学から六本木ヒルズに入っている英国系のバークレイズ証券に入社、そして海外ヘッジファンドでの実務を経て独立されています。

一流の外資金融機関で経験を積んだ上で、自分の腕一本で勝負しようということでヘッジファンドでの運用を開始したとの話を聞きました。

 

BMキャピタルの最低出資額の記事でも触れましたが、日本のファンド(投資信託)のファンドマネジャーはサラリーマンです。

顧客は出資者ではなく上司です。外資企業であればクビはあると思いますが、それでもやはり顧客は上司です。

 

そんな世界を飛び出して、自分の運用結果次第で自分の年収が決まる、人生が決まるステージに上がっているのがBMキャピタルのファンドマネジャーなのです。

相場で結果を出すことは難しいという次元でもなく、死に物狂いでやって成果がもしかしたら出るかもしれないという世界です。

 

そんな世界で結果を出し続けているのも凄いことです。

バフェットが運営する世界を統べる投資会社バークシャー・ハサウェイを目指しているという話も聞きます。

非常に熱く大きな野望を持っている方なんだなという印象を私自身持っています。

ファンドマネージャーは王道ともいえるバリュー株投資を厳密に実践しており、アクティビスト戦略を組み合わせて安定したリターンを叩き出しています。

→ BMキャピタルの実質利回りは?安定感抜群のBM CAPITALの運用実績をわかりやすく解説!

 

実際の投資事例については以下のページにまとめています。

 

関連

・投資事例①

BMキャピタルの投資戦略を過去の組み入れ銘柄「金下建設」を例として解説!

・投資事例②

BMキャピタルの投資事例:過去の組み入れ銘柄であるキクカワエンタープライズの投資実行から利益確定までの過程をわかりやすく紐解く!

 

まとめ

BMキャピタルの概要と社長である森山氏、ファンドマネジャーの経歴についてまとめました。

ファンド運営メンバーの経歴を紐解いていくと、なぜここまで長くファンドを運営でき結果を出し続けられるのかが見えてきますね。

以下でBMキャピタルについては詳しくお伝えしていますので参考にしてみてください!

終わりに:下落を回避して安定的に高い利回りで資産形成する方法

 

 

「資産を他の人よりも大きく増やすためには?」

一部の人は、上場小型ベンチャー株に全力投資し、株価の急騰を狙ったり、信用取引でレバレッジをかけることを考えるかもしれません。

あるいは、仮想通貨の草コインに投資して、一発逆転を夢見ることもあるでしょう。しかし、こうしたアプローチでは一生資産を増やすことはできません。

 

むしろ、大きな損失を被るリスクが高いのです。短期的な大儲けを狙うことは、同時に大きな損失を招く可能性があり、それは投資というよりもギャンブルに近いものです。

資産運用において最も重要なのは、「小さなリターンでも確実にプラスを積み重ねる」ことです。時間をかけて複利の力を活かすことが、安定した資産増加の鍵となります。

世界一の投資家と称されるウォーレン・バフェット氏も、以下の2つのルールを最も重要としています。

 

ルール1. 絶対にお金を損しないこと。

ルール2. 絶対にルール1を忘れないこと。

 

「損をしない」「プラスリターンを確実に積み重ねる」という考え方が、資産運用の基本です。「クラシック」かつ「質実剛健」な資産運用を心掛けましょう。

私も長年にわたり資産運用を続けてきましたが、この哲学に基づいた投資を実践するようになってから、資産の増加スピードは驚くべきものとなりました。

このアプローチを採用しているファンドをいくつかまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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