【第二段階】入金力(手取り収入-支出)を引き上げる!まずはストレスの溜まらない範囲からの「節約」を開始しよう。

資産形成の基本

【第二段階】入金力(手取り収入-支出)を引き上げる!まずはストレスの溜まらない範囲からの「節約」を開始しよう。

前回の記事では、入金力引き上げるための第一STEPとして可処分所得を引き上げるというポイントについてお伝えしてきました。

入金力をあげる方法

 

今回は支出を引き下げる方法についてお伝えしていきたいと思います。支出を引き下げることで入金力の上昇が可能です。

そこで、この記事では、支出を引き下げるためにおすすめの考え方や、節約法についてお伝えしていこうと思います。

 

持ち家と賃貸、結局どっち?

人生で最も費用が大きい項目が「住宅」ですよね。賃貸にするか、持ち家にするかは常にメディアでも大きな論争を引き起こしています。

賃貸か持ち家か

 

結論からいうと、金銭的な面で考えると「持ち家」の方が断然コスト面でも資産形成という面でも良いです。

金利を払いたくない、死ぬまで借金を抱えるのも嫌だ・・・という気持ちもわかります。しかし、実は賃貸の方が結局は支出が大きくなるのです。

 

「賃貸の方が固定資産税や管理費・修繕費を支払わなくて良いから得」

と思っているのであれば大きな間違いです。

 

賃貸を貸し出している大家はビジネスで行なっています。

つまり、これらのコストに大家の利益が乗せられたものが賃料になっています。

賃料の算出

 

そのため、「費用」という面で考えるなら持ち家の方が合理的になっています。

 

ただ、中には今の不動産が高すぎて今後下落するのを待っているという方も多いでしょう。

しかし、以下の住宅用不動産の価格推移をご覧ください。リーマンショックですら10%しか下落していません。

実需の不動産(実需)の価格推移

 

住宅は実需に基づいているので基本的に底堅く推移しています。土地の価格はマネーの減価に従って上昇していきます。

ニクソンショック以降金本位制が崩壊して紙幣の増加が続いているので、その分だけ土地の価格が上昇していく未来は変わらないでしょう。

 

東京の需要の高い地域であれば、最終的に土地の価格が値上がりしており資産が増加するという可能性の方が高いでしょう。

地方の一軒家などは、価値が上がりにくいので、ここで初めて賃貸との戦いが始まるとも言えます。

 

最近はとにかく安い!格安SIMの活用

大手携帯キャリアのSIMを使っている人は毎月8000円単位で損をしています。

年間ベースでいうと約10万円程度の損失になってしまいます。家族全員で考えると、かなりインパクトが大きくなりますね。

例えば以下はIIJmioにプランですが2000円以下で十分なギガ数のプランを使用することができます。

 

IIJmioのプラン

 

大手キャリアであれば1万円近い金額になるので、8000円ほどお得になります。

日々、使うものですから最初の契約が面倒だったとしても乗り換えを検討した方がいいです。場合によっては携帯料金の割引まで付いてくる場合もあります。とにかくコストカットできるものは徹底的にやっていきましょう。

チリも積もれば山になります。

 

保険

保険

Screenshot

 

保険に入ろうと考えた時に、なんとなく友人や知人で保険会社に勤めている方からの勧めで保険に入っている方が多いのではないでしょうか?

しかし、本当に必要な保険のみを選んだ場合、今よりも大きく保険料を抑えることも可能になります。

 

保険も毎月支払いが発生するものだからこそ、しっかりと比較検討して選んでいく必要があります。

本当に必要な保険を精査するためには、まずは自分で保険に対しての知識を深めてから保険を選ぶ必要があるのです。

 

手軽に医療保険やがん保険、死亡保険を資料請求|オリックス生命

オリックス生命の資料請求サイト。手軽に医療保険やがん保険、死亡保険を資料請求可能です。インターネットからお申し込みも可能です。

 

カーシェアの活用

カーシェア

Screenshot

 

毎日のように車を乗る地方の方や田舎の方であれば車は必須のツールです。複数台保有している世代もおおいでしょう。

しかし、都会であれば公共交通機関が発達しているので車は必須ではありません。もちろん、自分で車を持つ方がカッコいいと思う人も少なくないことは理解しています。

 

休日などで家族旅行の際などに必要になった際には、カーシェアを活用することをおすすめします。連休などでカーシェアを使うのであれば予定が決まっていなくても予約をしておくことをお勧めします。簡単にキャンセルできますからね。

 

車を保有していると、車両購入代だけでなく車検などの維持費や、ガソリン代が発生します。さらに東京などでは駐車場が月4万円くらいかかるので全て合わせると年間100万円以上の出費になってきます。

使う時だけ、距離に応じて支払うことで利用できるカーシェアは非常に魅力的なサービスであり、筆者も活用しています。

 

ポイ活

ポイ活はポイント活動の略でポイントをためたり、たまったポイントを活用することです。具体的には買い物やアンケートなどで報酬を得て、商品購入に充てるなどが挙げられますね。

わかりやすい例だとドコモのDポイントや、楽天カードで支払いをした時にたまる楽天ポイントなどが挙げられますね。

 

そのほかにもポイ活専用のサイトも数多存在しており、アンケートやカード作成、会員登録、ゲームなどを通じてポイントを貯めることができます。時給換算すれば低いことは否めませんが、時給が発生していないような時間ももちろんあるはずですので、その時間を活用しましょう。

ポイントサイトにサービスや商品提供者が広告主として広告費を支払い、ポイントサイト利用者がポイントサイト経由で商品の利用やアンケートを行うことでポイントサイトからポイントを付与する仕組みとなっています。

ポイントサイトのビジネスモデル

 

ポイ活を本気で行うことで月数千円から場合によっては万単位を稼ぐことができます。ただ、ポイント獲得が目的となり買い物を積極的に行うと結果的に費用が高くなるという側面もあるのでバランスが重要ですね。

 

まとめ

今回のポイントをまとめると以下となります。

  • 賃貸と持ち家であれば持ち家の方が有効
  • 格安SIMを積極的に活用しよう
  • 保険を比較検討しながら見直そう
  • 都会であればカーシェアが魅力的
  • ポイ活も活用しよう

終わりに:下落を回避して安定的に高い利回りで資産形成する方法

 

 

「資産を他の人よりも大きく増やすためには?」

一部の人は、上場小型ベンチャー株に全力投資し、株価の急騰を狙ったり、信用取引でレバレッジをかけることを考えるかもしれません。

あるいは、仮想通貨の草コインに投資して、一発逆転を夢見ることもあるでしょう。しかし、こうしたアプローチでは一生資産を増やすことはできません。

 

むしろ、大きな損失を被るリスクが高いのです。短期的な大儲けを狙うことは、同時に大きな損失を招く可能性があり、それは投資というよりもギャンブルに近いものです。

資産運用において最も重要なのは、「小さなリターンでも確実にプラスを積み重ねる」ことです。時間をかけて複利の力を活かすことが、安定した資産増加の鍵となります。

世界一の投資家と称されるウォーレン・バフェット氏も、以下の2つのルールを最も重要としています。

 

ルール1. 絶対にお金を損しないこと。

ルール2. 絶対にルール1を忘れないこと。

 

「損をしない」「プラスリターンを確実に積み重ねる」という考え方が、資産運用の基本です。「クラシック」かつ「質実剛健」な資産運用を心掛けましょう。

私も長年にわたり資産運用を続けてきましたが、この哲学に基づいた投資を実践するようになってから、資産の増加スピードは驚くべきものとなりました。

このアプローチを採用しているファンドをいくつかまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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